随想『水面鏡』コンテンツ / みずたまりの空
随想『水面鏡』 K.N.美帆子
「みずたまりの空」 (はじめに)
みずたまりに映る 枝葉の向こうの空は
水であり 空でもありました
小さいみずたまりの中にも 空は広がって
高みを反射し 地にも深く 見えました
そこに 落ち葉がハラリと おちて浮かぶと
落ち葉 水 ー 枝 空 の4層
その手前に 私の長ぐつや傘が入ると 5層
長ぐつや傘先は 高い空と 一瞬つながりました
が瞬く間に 水面に輪ができて 空はかき消されました
けれど… どこにもある 小さなみずたまりに
もうひとつの世界が広がっていたのはたしかです
密やかに記し ひっそりと誰かへ
『水面鏡』
2021.1.2.
Mihoko Nakane Kandinsky
🏞️ ここは ふだんあまり話さない
…時には話しますが、
おおっぴらにはしないことを中心に
詩や随想で入れていこうかなと思います。
私も今年大台なので、もういいかなと…
🏞️ コンテンツ
「白い花」「白鳥」「郷里の水面鏡」
「6月より」「聖書の数字」
「ヘンデルのバイオリンソナタと聖書」
「むこう側」「みさちゃんの妖精」
「ステージの神様は白かった」
「赤ちゃんは男の子だったよ」
「津波の夢」・・・詳しくは横浜正教会こひつじ報へ
「母の夢」・舟が見える・前夜・母のまなざし
・お風呂の幸せ・夢のなかのひと
・天国で治っていました
「正夢」「正夢かしら」
「ロシア正教会に辿りつくまで」など…
順次、の〜んびりアップしていけたらと思います。
🍀
美帆子